ありくまぱん 様

東北本線宇都宮駅のひとつ手前、雀宮駅から南に約4km。
畑の間に住宅がぽつぽつとある地域に「ありくまぱん」はあります。
個人宅の庭に建てられた6畳ほどのパン工房には小さな窓があり、毎週金曜日だけ販売しています。
「こんな場所でパン売ったって、絶対客はこないよ、って主人に言われていたんです」
そう語るのは、店主の小熊亜季さん。
趣味ではじめたパン作りが人気になり昨年開店。
金曜日の11時から販売を開始し、200個以上のパンが早ければ午前中に売り切れる人気です。
「金曜に買えないお客様が予約をされるようになり、水曜は予約のみ、10月から木曜も販売を始めました。火曜から金曜まで、週に4日はパンを作って販売しています」

特に人気なのは「こっぺぱん」です。
栃木県産の小麦粉「ゆめかおり」と、ホシノの天然酵母「丹沢酵母」を使って作るパンは、水分量が多めの生地を一晩寝かせてから焼くので、全体は柔らかながら、もちもち感の強いもの。

「8割がこっぺぱんです。1回に粉1500gを仕込み、35個作ります。水分60~63%にバターを加えて、ゆるい生地になりますが、ニーダーで25分程度回します。私にとって、この量の仕込みがもっともやりやすいんです。多く仕込んでも、生地を分割・成形するのが間に合わないので。
この仕込みを木曜には6回程度行いますので、モーターは3時間ほど回っていますが、熱くなりません。」

業務用こね機は200ボルトの電源が必要だったり、大きくて置き場所がなかったりと、最初から選択しませんでした。
お店を始めてからまもなく1年ですが、販売の日には行列ができる人気に支えられ、粉分量で2キロこねられるニーダーに加えて、2.5キロの新型も導入。
この秋からは2台体制となりました。

■店舗情報■
ありくまぱん
栃木県下野市古山1838-2
0245-53-8011
毎週 木曜・金曜 営業
11時~なくなり次第終了

各記事の内容は、取材当時の情報です。
詳細は各店舗までお問い合わせください。
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