ウッドベイカーズ(ピザ屋) 様

ここは、店舗中央の厨房に、暖かい暖炉のあるピザ屋さんです。
縦長の店内は、ほこほこと暖かくなっています。
実はこの「ウッドベイカーズ」は単なる飲食店ではありません。
「この暖炉ですが、実はピザ窯なんです。
木のおが屑を熱と圧力で固めた木質ペレット燃料を燃やして、500℃以上の高温で焼き上げます。
1枚約1分程度で、サクサクもっちりのピザが焼けるんです」
こう語るのは、調理を担当する川田理恵さん。
ここは、ピザ窯を販売する会社が、業態見本として経営するピザ窯アンテナショップ。
ピザだけではなく業務用の「ピザ窯」も販売し、独立・開業の手伝いまでしてくれます。
2011年10月のオープンから、専用窯を使ったピザの焼き方は変わっていませんが、生地の作り方は徐々に進化しているようです。
「最初は手ごねでやっていました。
そこから「餅つき器」を導入して、生地のこねを自動化。
さらに今年の8月からはニーダー「PK2020」を使っています。」
餅つき器は比較的安価で、こね時間も12~15分と短いんです。
ただ音がうるさく、場所も取ります。
ニーダーで生地をこねる25分かかります。
ところが、生地の仕上がりが断然いいんです。
きめが細かくてツヤがある形に仕上がります。」
国産強力粉1800gに酵母と塩、水を加え仕込むと、ピザ生地が14枚分。
この作業を川田さんは1日に2~3回行います。
「こね上がってから、冷蔵庫で2日ほど低温熟成させます
ニーダーを使った生地は、のびが良く、バイトさんが延ばしても穴があくなどの失敗がなくなりました。
また、音が静かなので、お客さんがいる時も動かせます」
「ウッドベイカーズ」のピザを食べると、生地のもちもち感と、周辺部のこんがりとした仕上がりに驚かされます。
また、小麦の味の濃さもポイントです。
「専用の窯を使って高温で焼き上げることで、ピザの縁「コルニチョーネ」がいい焦げ具合になります。
また、小麦をこねてから低温で熟成させることで、粉のうま味がぐっと出てきます。
窯をお買い求めいただいた方に対する講習(別料金)で、そのノウハウはきちんとお教えして、独立開業のお手伝いはさせていただきます」
まずは食べに行って、そのおいしさを知っていただきたいお店です。

■店舗情報■
ウッドベイカーズ
埼玉県鶴ヶ島市上広谷173-8

各記事の内容は、取材当時の情報です。
詳細は各店舗までお問い合わせください。
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